高血圧は、日本人に多い生活習慣病の一つですが、その原因は一つではありません。
食生活や運動不足などの生活習慣に加え、加齢や遺伝、病気など複数の要因が重なって血圧が高くなることがあります。
高血圧を予防・改善するためには、自分の血圧が高くなる原因を知り、適切な対策を行うことが大切です。
この記事では、高血圧の主な原因についてわかりやすく解説します。
高血圧の原因は大きく2種類
高血圧は、大きく分けると「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2種類があります。
本態性高血圧
日本人の高血圧の約9割は本態性高血圧とされており、特定の原因が一つだけあるわけではありません。
生活習慣や遺伝的な体質、加齢などが複雑に関係して発症すると考えられています。
二次性高血圧
二次性高血圧は、腎臓病や内分泌疾患など特定の病気が原因で起こる高血圧です。
原因となる病気を治療することで血圧が改善する場合もあるため、急に血圧が高くなった場合や若い年代で高血圧を指摘された場合は、医療機関で詳しい検査を受けることが重要です。
生活習慣が高血圧を招く主な原因
塩分の摂りすぎ
塩分を多く摂取すると体内に水分が増え、血液量が増加するため血圧が上昇しやすくなります。
加工食品や外食には塩分が多く含まれることがあるため、減塩を意識することが大切です。
肥満
体重が増えると心臓は全身へ血液を送るためにより強い力が必要となり、血圧が高くなりやすくなります。
特に内臓脂肪型肥満は高血圧のリスクを高めることが知られています。
運動不足
運動不足は肥満を招くだけでなく、血管の柔軟性が低下し、血圧が上がりやすくなる原因の一つです。
ウォーキングなどの有酸素運動を継続することは、高血圧予防にも役立ちます。
ストレス
強いストレスを受けると交感神経が活発になり、一時的に血圧が上昇します。
慢性的なストレスは生活習慣の乱れにもつながるため、十分な休養や睡眠を心がけましょう。
喫煙・過度の飲酒
喫煙は血管を収縮させ、血圧を上昇させます。
また、飲酒は適量であれば問題ない場合もありますが、飲み過ぎは高血圧の原因となるため注意が必要です。
遺伝や加齢も高血圧に関係する
両親や兄弟姉妹に高血圧の人がいる場合、高血圧になりやすい体質を受け継ぐことがあります。
また、年齢とともに血管は硬くなりやすく、加齢によって血圧が上昇する人も少なくありません。
遺伝や加齢を変えることはできませんが、生活習慣を改善することで高血圧のリスクを減らすことは可能です。
病気が原因となる高血圧
高血圧の中には、次のような病気が原因となる場合があります。
- 慢性腎臓病
- 腎動脈狭窄
- 原発性アルドステロン症
- クッシング症候群
- 褐色細胞腫
- 睡眠時無呼吸症候群
これらが疑われる場合は、医師による診断と適切な治療が必要です。
原因を知ることが高血圧予防の第一歩
高血圧は一つの原因だけで起こる病気ではありません。生活習慣、遺伝、加齢、病気など複数の要因が重なって発症します。
塩分を控えた食事や適度な運動、体重管理などを続けることで、高血圧の予防や改善が期待できます。
高血圧について原因だけでなく症状や基準値、治療法、予防法まで詳しく知りたい方は、親ハブ記事の高血圧とは?原因・症状・基準値・治療・予防を徹底解説【記事一覧】もあわせてご覧ください。
高血圧関連カテゴリー
血圧が気になる方へ。高血圧を予防・改善するための食事法(減塩のコツ、カリウム豊富な食材)や、手軽にできる有酸素運動、正しい家庭血圧の測り方などをまとめた高血圧をご覧ください。
“`