突然、心臓が波打つようにドキドキしたり、胸が騒がしくなったりすると、パニックになってしまうかもしれません。しかし、まずは落ち着いて適切な行動をとることが、症状を和らげる一番の近道です。
本記事では、急な動悸に襲われた際に今すぐ試してほしい3つの応急処置と、日頃からできる予防法、そして注意すべき症状について詳しく解説します。
動悸の治し方
急な動悸やドキドキを今すぐ落ち着かせるための3つの応急処置を紹介します。正しい深呼吸のやり方や安静のコツ、日頃の生活でできる予防法まで分かりやすく解説。病院へ行くべき危険な症状のチェックリストも掲載していますので、不安を感じた際の参考にしてください。
今すぐ実践できる3つの応急処置
動悸を感じたときは、まず落ち着いて心臓への負担を減らすことが重要です。以下の対処法は自律神経の乱れによる一時的な動悸にも有効とされています。
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楽な姿勢で安静にする
まずは作業を中断し、座るか横になって体を休めます。衣服の締め付けを緩め、胸部の圧迫を解放することで心拍が落ち着きやすくなります。可能であれば静かな場所に移動し、刺激を減らすことも効果的です。
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吐くことを意識した深呼吸(腹式呼吸)
鼻からゆっくり息を吸い、倍の時間をかけて口から細く長く吐き出します。呼吸を整えることで副交感神経が働きやすくなり、心拍数の安定が期待できます。特に「吐く呼吸」を意識することが、自律神経を整えるポイントです。
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冷たい刺激でリフレッシュする
冷たい水を少しずつ飲む、または顔を洗うことで迷走神経が刺激され、過剰な心拍上昇が落ち着く場合があります。脱水が関係している動悸の予防にもつながります。
根本から動悸を遠ざける生活習慣
動悸が繰り返し起こる場合は、応急処置だけでなく生活習慣の改善が重要です。自律神経の安定が再発予防の鍵となります。
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カフェインやアルコールを控える
コーヒーやエナジードリンク、アルコールは交感神経を刺激し、動悸を誘発しやすくなります。 -
睡眠の質を改善する
睡眠不足や不規則な生活は自律神経の乱れにつながります。就寝時間を一定にし、十分な休息を確保することが大切です。 -
ストレスを溜めない習慣を作る
ストレスは動悸の大きな要因です。軽い運動や入浴、深呼吸などで日常的に緊張をリセットしましょう。
見逃してはいけない受診のサイン
応急処置を行っても改善しない場合や、以下の症状がある場合は循環器内科などの医療機関を早急に受診してください。
- 15分以上安静にしても動悸が続く
- 胸の痛みや圧迫感を伴う
- めまい、立ちくらみ、失神のような症状がある
- 脈が極端に速い、または不規則に乱れる
これらは不整脈や心疾患などの可能性があるため、「一時的なもの」と自己判断せず早めの受診が重要です。
特に夜間や寝る前に動悸が起こる場合は、不安や自律神経の乱れが関係していることもあります。
より詳しい対処法については、こちらの記事も参考にしてください。


