心臓カテーテル検査を受けることになったとき、「検査は何分くらいかかるのだろう」「長時間なのだろうか」と不安になる方は少なくありません。
心臓カテーテル検査は、心臓や冠動脈の状態を詳しく調べるために行われる重要な検査です。実際の検査時間は比較的短いものの、準備や検査後の安静時間を含めると半日以上かかる場合もあります。
この記事では、心臓カテーテル検査にかかる時間の目安や当日の流れについてわかりやすく解説します。
心臓カテーテル検査は何分かかる?
心臓カテーテル検査そのものの時間は、一般的に30分〜60分程度です。
検査内容や患者さんの状態によって差がありますが、多くの医療機関では30分前後から1時間程度を目安としています。
また、冠動脈造影のみの場合は約30分程度で終了することもあります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
一方で、血流測定や心臓内部の詳しい検査を追加する場合は、60分程度かかることがあります。
検査室に入ってから終わるまでの時間
実際には、検査時間だけでなく準備や止血処置も必要です。
一般的な流れは次のようになります。
- 検査前の説明・着替え
- 点滴やモニター装着
- 検査室へ移動
- 心臓カテーテル検査(30〜60分程度)
- カテーテル抜去と止血
- 病室へ戻って安静
検査室への入室から病室へ戻るまでを含めると、1〜2時間程度を見込んでおくとよいでしょう。
検査後はどのくらい安静にするの?
検査後は出血を防ぐために安静が必要です。
手首からカテーテルを入れた場合は比較的早く歩行できますが、足の付け根から挿入した場合は数時間の安静が必要になることがあります。
安静時間の目安は次のとおりです。
- 手首からの場合:数十分〜数時間
- 足の付け根からの場合:4〜6時間程度
そのため、検査自体は短時間でも、病院に滞在する時間は長くなることがあります。
治療も行う場合は時間が長くなる
検査の結果、狭心症などが見つかり、そのままカテーテル治療(PCI)を行う場合があります。
この場合は検査のみの場合より長くなり、1〜2時間程度、場合によってはさらに時間がかかることもあります。
事前に担当医から説明がありますので、不安な場合は予想される所要時間を確認しておくと安心です。
日帰り検査と入院検査の違い
近年では手首の血管から行う検査が増え、日帰りで実施できる医療機関もあります。
ただし、高齢の方や合併症のリスクがある方、治療を予定している方は1泊2日以上の入院になることもあります。
どちらになるかは病院の方針や患者さんの状態によって異なります。
よくある質問
検査中に痛みはありますか?
局所麻酔の注射時にチクッとした痛みを感じることがありますが、カテーテルが血管内を進む際に強い痛みを感じることはほとんどありません。
検査中は眠っていますか?
通常は意識がある状態で行われます。必要に応じて鎮静剤を使用する場合もあります。
検査後すぐ帰れますか?
日帰り検査の場合でも、止血確認や経過観察のため一定時間は病院内で安静に過ごします。
まとめ
心臓カテーテル検査そのものは30〜60分程度で終了することが一般的です。しかし、準備や検査後の安静時間を含めると、病院で過ごす時間は数時間から半日程度になることがあります。
また、検査だけでなく治療を同時に行う場合はさらに時間が長くなることがあります。不安な点がある場合は、事前に担当医へ確認しておくと安心です。
心臓カテーテル検査について、費用や入院期間、痛み、食事制限などの疑問をまとめて確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。


