心不全では、足や足首のむくみが現れることがあります。
「夕方になると靴がきつくなる」「靴下の跡がなかなか消えない」といった変化は、体内に余分な水分がたまっているサインかもしれません。
むくみは心不全の初期症状として現れることもあり、症状が進行すると全身に及ぶ場合もあります。
この記事では、心不全でむくみが起こる理由や足の腫れとの関係、日常生活での対策について解説します。
心不全でむくみが起こる理由
心不全では心臓のポンプ機能が低下するため、血液の流れが滞りやすくなります。その結果、血管の中の水分が周囲の組織へしみ出し、足や足首などにむくみが現れます。
また、心臓の働きが低下すると腎臓への血流も減少し、体内に水分や塩分をため込みやすくなることも、むくみの原因の一つです。
足の腫れが起こりやすい理由
立ったり座ったりしている時間が長いと、重力の影響で水分が下半身にたまりやすくなります。そのため、心不全では足首やすね、足の甲などにむくみが現れやすい傾向があります。
指で押すと跡がしばらく残るようなむくみがみられる場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
むくみ以外の症状にも注意
むくみだけでなく、息切れや疲れやすさ、急な体重増加などが同時にみられる場合は、心不全が進行している可能性があります。
心不全の初期症状について詳しくは、心不全の初期症状|見逃しやすいサインとは?をご覧ください。
また、息切れについて詳しくは、心不全で息切れが起こる原因と対処法|受診の目安も解説で解説しています。
むくみを悪化させないための対策
- 塩分を摂り過ぎない
- 毎日体重を測る
- 薬を自己判断で中止しない
- 定期的に医療機関を受診する
- 無理のない範囲で体を動かす
食事では減塩を意識することが大切です。詳しくは、心不全の食事|減塩のポイントと避けたい食品をご覧ください。
また、日常生活で注意したいことは、心不全でやってはいけないこと10選で紹介しています。
原因となる病気の治療も重要
高血圧や不整脈、心筋梗塞、心臓弁膜症などは心不全の原因となります。原因となる病気を適切に治療することで、心不全の進行を抑えられる場合があります。
詳しくは、心不全の原因とは?発症につながる病気と危険因子をご覧ください。
こんなときは早めに受診を
足のむくみが急に強くなったり、体重が数日で急激に増えたり、息切れが悪化した場合は、心不全が進行している可能性があります。早めに医療機関を受診しましょう。
心不全は早期発見と継続的な治療が予後に影響します。詳しくは、心不全の余命は?予後に影響する要因を解説をご覧ください。
まとめ
心不全によるむくみは、心臓の働きが低下して体内に水分がたまりやすくなることで起こります。足や足首の腫れだけでなく、息切れや急な体重増加を伴う場合は注意が必要です。減塩や体重管理、適切な治療を続けながら、症状の悪化を防ぐことが大切です。
心不全の原因や症状、検査方法、治療法、予防について総合的に知りたい方は、心不全とは?原因・症状・治療・予防までわかりやすく解説をご覧ください。
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心不全の原因や症状、検査方法、治療法、日常生活で気を付けたいポイントなどをまとめた情報心不全を参照してください。


