心不全で息切れが起こる原因と対処法|受診の目安も解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
心不全で息切れが起こる原因と対処法

心不全では、息切れが最もよくみられる症状の一つです。

初めは階段や坂道を歩いたときだけだった息切れが、病状の進行とともに日常生活や安静時にも現れることがあります。

息切れは心不全の悪化を知らせるサインである可能性もあるため、軽視しないことが大切です。

この記事では、心不全で息切れが起こる原因や対処法、受診の目安について解説します。

心不全で息切れが起こる原因

心不全では心臓のポンプ機能が低下し、全身へ十分な血液を送り出せなくなります。その結果、血液が肺にたまりやすくなり、酸素を十分に取り込みにくくなるため息切れが起こります。

特に体を動かしたときは酸素が多く必要になるため、階段や坂道、少し速く歩いただけでも息苦しさを感じることがあります。

こんな息切れには注意

  • 以前より少し歩いただけで息切れする
  • 階段を上るのがつらくなった
  • 横になると息苦しくなる
  • 夜中に息苦しくて目が覚める
  • 安静にしていても息苦しい

これらの症状は心不全が進行している可能性があるため、早めに医療機関へ相談しましょう。

息切れへの対処法

無理をせず休息する

息切れを感じたときは無理をせず、座って休みましょう。症状が改善しない場合は医療機関へ相談してください。

塩分を控えた食事を心掛ける

塩分を摂り過ぎると体内に水分がたまり、心臓への負担が増えることがあります。

食事について詳しくは、心不全の食事|減塩のポイントと避けたい食品をご覧ください。

薬を自己判断で中止しない

症状が落ち着いていても、薬を自己判断で中止すると心不全が悪化することがあります。処方された薬は医師の指示どおり服用しましょう。

日常生活で注意したいことは、心不全でやってはいけないこと10選で詳しく解説しています。

息切れ以外の症状にも注意

心不全では息切れのほか、疲れやすさや足のむくみ、急な体重増加などがみられることがあります。

初期症状について詳しくは、心不全の初期症状|見逃しやすいサインとは?をご覧ください。

原因となる病気を治療することも重要

高血圧や不整脈、心筋梗塞、心臓弁膜症などは心不全の原因となることがあります。原因となる病気を適切に治療することで、心不全の進行を抑えられる場合があります。

詳しくは、心不全の原因とは?発症につながる病気と危険因子をご覧ください。

息切れが悪化したら早めに受診を

安静にしていても息苦しい、急に息切れが強くなった、胸の痛みや意識障害を伴う場合は、速やかに医療機関を受診してください。早期に適切な治療を受けることが重要です。

また、心不全の予後は早期発見や治療の継続によって大きく異なります。詳しくは心不全の余命は?予後に影響する要因を解説をご覧ください。

まとめ

心不全による息切れは、心臓の働きが低下し肺に血液がたまりやすくなることで起こります。軽い息切れでも心不全の初期症状である可能性があるため、症状が続く場合は早めに医療機関へ相談しましょう。また、減塩や服薬、生活習慣の改善を続けることが症状の悪化予防につながります。

心不全の原因や症状、検査方法、治療法、予防まで総合的に知りたい方は、心不全とは?原因・症状・治療・予防までわかりやすく解説をご覧ください。

心不全の関連カテゴリー

心不全の原因や症状、検査方法、治療法、日常生活で気を付けたいポイントなどをまとめた情報心不全を参照してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加