動悸と自律神経|ストレスや自律神経の乱れでドキドキする原因と対処法

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動悸と自律神経

動悸がすると、「自律神経が乱れているのでは?」と心配になることがあります。ストレスや不安、睡眠不足、過労などによって自律神経のバランスが崩れると、心拍数が変化して動悸を感じることがあります。

一方で、動悸は不整脈や心臓病、貧血、甲状腺の異常などでも起こるため、自律神経の乱れだけが原因とは限りません。この記事では、動悸と自律神経の関係や、ストレスなどで動悸が起こる仕組み、症状を落ち着かせる方法、受診を検討したい危険なサインについて詳しく解説します。

動悸と自律神経にはどんな関係がある?

動悸とは、心臓の拍動を普段より強く感じたり、脈が速くなったり、脈が飛ぶように感じたりする症状です。緊張や不安を感じたときだけでなく、何もしていないときや夜間、明け方に動悸を感じることもあります。

動悸の原因の一つとして、自律神経の乱れが考えられます。自律神経は心拍数や血圧などを無意識に調整しており、ストレスや睡眠不足、過労などの影響を受けると心拍が変化しやすくなります。

ただし、動悸がすべて自律神経の乱れによって起こるわけではありません。不整脈や心臓病、貧血、甲状腺の異常などが原因となっている場合もあるため、症状が繰り返す場合は原因を確認することが大切です。

動悸が長く続く場合や、胸の痛み、息苦しさ、めまいなどを伴う場合は、自己判断で自律神経の乱れと決めつけないようにしましょう。

自律神経が乱れると動悸が起こるのはなぜ?

自律神経には、活動時に働きやすい交感神経と、休息時に働きやすい副交感神経があります。この2つがバランスを取りながら、心拍数や血圧などを調整しています。

強いストレスや緊張、睡眠不足などが続くと交感神経が優位になり、心拍数が増えたり、心臓の拍動を強く感じたりすることがあります。そのため、精神的な不安を感じたときに「心臓がドキドキする」「脈が速くなった」と感じることがあります。

一方で、リラックスしているときには副交感神経が働きやすくなり、心拍数は落ち着く方向に向かいます。自律神経は常に変動しているため、時間帯や体調によって動悸の感じ方が変わることもあります。

自律神経の乱れによる動悸の主な原因

ストレスや不安

仕事や人間関係などの精神的なストレスが続くと、交感神経が緊張した状態になりやすくなります。不安を強く感じたときには心拍が速くなり、動悸として自覚することがあります。

睡眠不足

睡眠不足が続くと心身が十分に休まらず、自律神経のバランスにも影響します。寝不足の日に動悸や息苦しさを感じる場合は、睡眠時間だけでなく睡眠の質や生活リズムも見直してみましょう。

過労や疲労

身体的な疲労が蓄積しているときも、自律神経の調整がうまくいかず、動悸を感じることがあります。休息を取ることで改善する場合もありますが、繰り返す場合は他の原因がないか確認することが重要です。

カフェインやアルコールなどの影響

コーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェインは、摂取量や体質によって動悸を感じるきっかけになることがあります。また、飲酒後や二日酔いのときに動悸を感じる人もいます。

自律神経が原因と思われる動悸の特徴

自律神経の影響による動悸では、ストレスや緊張を感じたときに症状が出たり、休息すると落ち着いたりすることがあります。また、動悸とともに不安感、発汗、手の震え、息苦しさなどを感じる場合もあります。

  • 緊張や不安を感じたときに動悸が起こる
  • ストレスが強い時期に症状が増える
  • 睡眠不足や疲労が続くと動悸を感じやすい
  • 安静にすると徐々に落ち着くことがある
  • 動悸とともに不安感が強くなることがある

ただし、これらに当てはまるからといって、自律神経が原因だと断定することはできません。不整脈などでも似た症状が起こるため、症状が続く場合や頻繁に繰り返す場合は医療機関で確認することが大切です。

動悸を感じたときに自律神経を整える方法

まずは安静にする

動悸が起こったら、まず無理に動かず、座るなど楽な姿勢で安静にします。締め付けの強い衣服を緩め、落ち着いて症状の変化を確認しましょう。

ゆっくり呼吸する

緊張や不安が強いときは、呼吸が浅く速くなっていることがあります。無理に大きく息を吸おうとせず、ゆっくり息を吐くことを意識しながら呼吸を整えます。

睡眠と休息を見直す

睡眠不足や過労が続いている場合は、十分な休息を取ることも大切です。就寝時間や起床時間をできるだけ整え、寝る前にスマートフォンなどの刺激を減らすことも生活リズムを見直すきっかけになります。

カフェインやアルコールの摂取を見直す

動悸が気になる場合は、コーヒー、エナジードリンク、濃いお茶などの摂取量を確認してみましょう。また、飲酒後に動悸が起こる場合は、飲酒量や頻度についても見直すことが大切です。

動悸が自律神経の乱れだと思っても注意したい症状

動悸があるからといって、すべてをストレスや自律神経の乱れとして片付けるのは危険です。心房細動などの不整脈や狭心症、心筋梗塞などでも動悸を感じることがあります。

特に、次のような症状を伴う場合は注意が必要です。

  • 強い胸の痛みや圧迫感がある
  • 息苦しさや呼吸困難がある
  • 強いめまいや意識が遠のく感じがある
  • 実際に失神した
  • 冷や汗や強い吐き気を伴う
  • 動悸が長時間続く、または何度も繰り返す
  • 脈が極端に速い、遅い、または不規則に感じる

このような症状がある場合は、自律神経の乱れと自己判断せず、早めに医療機関へ相談してください。強い胸痛や呼吸困難、失神などがある場合は、緊急の対応が必要になることがあります。

動悸が続く場合は何科を受診する?

動悸を繰り返している場合は、まず内科または循環器内科への相談が基本です。心電図や血液検査などによって、不整脈や心臓の病気、貧血、甲状腺の異常など、動悸の原因を調べることがあります。

検査で身体的な異常が見つからず、強いストレスや不安との関連が疑われる場合には、心療内科などへの相談が検討されることもあります。

動悸の原因について詳しく知りたい場合は、動悸が止まらない原因とは?危険な症状と今すぐできる対処法も参考にしてください。

動悸を予防するために生活習慣を整える

自律神経の乱れが関係している可能性がある動悸では、日頃の生活習慣を整えることも大切です。十分な睡眠、適度な運動、バランスのよい食事、ストレスをため込まない工夫などを意識しましょう。

動悸を予防するための具体的な生活習慣については、動悸を予防する生活習慣と改善方法で詳しく解説しています。

夜や寝る前に動悸が気になる場合

夜になると静かな環境で心臓の拍動を意識しやすくなり、不安が強くなって動悸を感じることがあります。また、睡眠不足やストレスなどが重なっている場合には、夜間に症状が気になることもあります。

寝る前に動悸が起こる場合は、就寝前のカフェインや飲酒、スマートフォンの使用、睡眠不足なども見直してみましょう。

夜間の動悸については、夜の動悸・心臓のドキドキを鎮める5つの対処法|寝る前の不安を解消も参考になります。

まとめ

動悸は、ストレスや不安、睡眠不足、疲労などによって自律神経のバランスが変化することで起こる場合があります。特に精神的な緊張が強いときや、生活リズムが乱れているときには動悸を感じやすくなることがあります。

一方で、動悸の原因は自律神経の乱れだけではありません。不整脈や心臓病、貧血、甲状腺の異常などが隠れている可能性もあります。

動悸を繰り返す場合や、胸の痛み、息苦しさ、めまい、失神などを伴う場合は、自己判断せず医療機関で原因を調べることが大切です。

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