動悸が止まらない原因や考えられる病気について解説。自律神経の乱れや不整脈などの原因、危険な症状、動悸が続くときの対処法、病院を受診する目安を紹介します。
動悸が止まらないときに確認したいこと
突然心臓がドキドキして止まらない、脈が速い状態が続くと、不安や恐怖を感じる方も多いでしょう。
動悸は一時的なストレスや緊張でも起こりますが、不整脈など心臓に関係する原因が隠れている場合もあります。
動悸が続く時間や症状の出方によって対応は異なります。まずは落ち着いて症状を確認し、必要に応じて医療機関へ相談することが大切です。
動悸の基本的な原因や症状については、動悸とは?原因・症状・対処法・受診の目安を徹底解説【記事一覧】をご覧ください。
動悸が止まらない主な原因
自律神経の乱れや精神的ストレス
ストレス、不安、緊張、睡眠不足などによって自律神経のバランスが乱れると、交感神経が活発になり心拍数が上昇することがあります。
特に疲労がたまっているときや、夜間に静かな環境になると心臓の鼓動を強く感じ、動悸が止まらないように感じる場合があります。
不整脈による動悸
動悸が長く続く場合、不整脈が原因となっている可能性があります。
脈が飛ぶ、脈のリズムが乱れる、突然速くなるといった症状がある場合は注意が必要です。
不整脈にはさまざまな種類があり、中には治療が必要なものもあります。繰り返す動悸は自己判断せず、検査で原因を確認することが大切です。
心臓以外の原因
動悸は心臓だけが原因とは限りません。
貧血、甲状腺機能の異常、発熱、脱水、低血糖などによっても心拍数が上がり、動悸を感じることがあります。
動悸が止まらないときの対処法
動悸を感じた場合は、まず慌てずに体を休めることが重要です。
-
楽な姿勢で安静にする
座るか横になり、衣服の締め付けを緩めて呼吸しやすい状態にします。
-
ゆっくり深呼吸する
鼻からゆっくり息を吸い、口から時間をかけて吐き出します。
呼吸を整えることで、自律神経の興奮が落ち着きやすくなります。 -
水分を補給する
脱水が原因で動悸が起こる場合もあるため、可能であれば少量ずつ水分を補給しましょう。
急な動悸を落ち着かせる具体的な方法については、夜の動悸・心臓のドキドキを鎮める5つの対処法|寝る前の不安を解消も参考にしてください。
動悸が止まらないときの危険な症状
以下の症状を伴う場合は、心臓や血管に関する重大な病気の可能性があります。
- 胸の痛みや強い圧迫感がある
- 息苦しさや呼吸困難がある
- めまいや立ちくらみ、失神がある
- 冷や汗や吐き気を伴う
- 脈が極端に速い、または不規則に乱れている
- 安静にしても長時間改善しない
このような症状がある場合は、無理に様子を見るのではなく、早めに医療機関へ相談してください。
何分以上続いたら病院を受診するべき?
動悸が続く時間だけで危険度を判断することはできませんが、安静にしても改善しない場合や、以前より頻度が増えている場合は受診を検討しましょう。
特に突然始まる強い動悸、脈の乱れ、胸の症状を伴う場合は循環器内科で心電図などの検査を受けることが大切です。
夜中や明け方に動悸が止まらない場合
夜中や明け方に動悸が続く場合は、自律神経の変化や睡眠の質、ストレスなどが関係していることがあります。
寝る前や夜間に起こる動悸については、夜の動悸・心臓のドキドキを鎮める5つの対処法|寝る前の不安を解消や、動悸が明け方に起こる原因とは?夜中や早朝のドキドキに注意したいことも参考にしてください。
まとめ
動悸が止まらない原因には、ストレスや自律神経の乱れだけでなく、不整脈や心臓以外の病気が関係している場合もあります。
一時的に治まることもありますが、繰り返す動悸や危険な症状を伴う場合は放置せず、原因を確認することが大切です。
関連カテゴリー
大切なサインや症状についての情報は心臓病の症状・初期症状をごらんください。