心房細動 頭痛 の関係性について 怖い脳塞栓症の前兆を見逃さない方法についてまとめています。心房細動を患っている方にとって、ふとした「頭痛」は不安の種になりがちです。
心房細動は脳梗塞の大きなリスク要因であり、その予兆を見逃さないことが命を守る鍵となります。
本記事では、心房細動と頭痛の関連性を整理し、緊急を要する脳塞栓症のサインを判断するための「FAST」チェック法について、わかりやすく解説します。
心房細動 頭痛 の関係性について
心房細動に伴う頭痛にお悩みの方へ。心原性脳梗塞(脳塞栓症)の前兆を早期発見するためのチェックリスト「FAST」を詳しく紹介します。突然の頭痛や麻痺、言葉の異変を感じた際の対処法を知り、重大なリスクを未然に防ぎましょう。
心房細動と頭痛の意外な関係
心房細動そのものが直接強い頭痛を引き起こすことは多くありません。しかし、いくつかの点で両者は関連しています。
- 血流の乱れと自律神経:心房細動によって心臓の拍動が不規則になると、脳への血流が一時的に変動することがあります。その影響で頭痛を感じる場合があります。
- 薬剤の影響:心房細動の治療で使用される血管拡張薬や一部の循環器系薬剤により、副作用として頭痛が起こることがあります。
- 脳梗塞のサイン:特に注意すべきなのは、頭痛が脳塞栓症(心原性脳梗塞)の前触れ、または発症時の症状である可能性です。
怖い脳塞栓症の前兆を見逃さない方法
心房細動がある方にとって最も警戒すべき合併症は、心原性脳梗塞です。心臓内にできた血栓が脳の太い血管を塞ぐことで発症し、突然症状が現れて重症化しやすい特徴があります。
早期発見のために「FAST」と呼ばれるチェック項目を覚えておきましょう。
1. 顔の麻痺(Face)
鏡を見て「イー」と発声したとき、口角の片側が下がる、顔の半分が動きにくいなどの症状があれば注意が必要です。
2. 腕の麻痺(Arm)
両腕を水平に上げて目を閉じた際、片方の腕が自然に下がる、力が入らないといった変化がないか確認します。
3. 言葉の障害(Speech)
簡単な文章を読んだときに、ろれつが回らない、言葉が出にくい、内容が理解できないといった症状がないかを確認します。
4. 発症時間(Time)
これらの症状が一つでも見られた場合は、すぐに救急車を呼ぶことが重要です。発症時刻を記録しておくと、その後の治療判断に役立ちます。
その他の注意すべき頭痛の特徴
次のような頭痛がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
- 突然の激しい頭痛:これまで経験したことがないほど強い痛みが急に現れた場合。
- めまいやふらつきを伴う頭痛:歩行が不安定になる、景色が回るなどの症状を伴う場合。
- 視覚の異常を伴う頭痛:片目が見えにくい、視野が欠ける、物が二重に見えるなどの変化がある場合。
心房細動のある方は、日頃から血圧管理を徹底し、医師の指示に従って抗凝固療法を継続することが、重篤な合併症を防ぐための重要な対策となります。