カレーが心筋梗塞の予防に

誰でも中高年になると不安になるのが心心筋梗塞などの心臓病です。死亡率が30年間で25倍に増加しているということ、死亡率が第2位、突然死の70% が心筋梗塞など恐ろしい数字とともに私たちに恐怖を与えます。周囲の親戚や親、そして会社の同僚などが入院するのは心筋梗塞や脳梗塞などです。

「まだまだ若いから大丈夫だなんてと思っていると俺みたいになるよ」なんて言われるとどきどきしてしまいます。

心筋梗塞は、そのほとんどが動脈硬化によるものですが、少し大げさな言い方をすれば、すべての人が動脈硬化になっているのです。つまり、人間は生まれると同時にものを食べ始め、それと同時に血液の中のコレステロールが増えていくのです。

年をとればとるほど、血液の汚れは進み、その汚れが血管の内側にくっつき血管が固くなります。これが動脈硬化です。ということは、すべての人が心筋梗塞になる可能憎があるのです。心筋梗塞をあまりに気にすると食べることが怖くなってしまいますが、食べることが心筋梗塞を防ぐという食品もあります。

それがカレー粉の中に含まれる微量のアスピリンです。アスピリンといえば風邪薬に代表される成分ですがが、意外に食品の中にも含まれている物質です。では、このアスピリンはどのように心筋梗塞を防ぐのでしょうか?

私たちの体は外部からの刺激を受けると、細胞を通じてアラキドン酸という物質をつくりだします。アラキドン酸の作用は2通りあり、その1つは血管を収縮させる働きで、もう1つは血管を広げる働きです。どうしてこんな正反対の作用が同時に働いてしまうのかはよく判明されていませんが、とにかく私たちに必要なのは、明らかに後者の血管を広げる働きだけです。

そこでアスピリンが、たまたまその嫌なほうの働きのみを阻止してくれるというわけです。その結果、アラキドン酸が血管を広げ、心筋梗塞を防ぐことができるのです。

では風邪薬のアスピリンを錠剤で常用すれば心筋梗塞にならないのでしょうか。それは間違いです。アスピリンの量が多いと、アラキドン酸の血管を広げる働きまで止めてしまうためです。風邪薬の錠剤では量が多すぎます。

食品の中に含まれているくらいの量が適量です。では、どのような食品にアスピリンが含まれているのでしょうか?カレー粉やイチゴ、オレンジ、なす、パイナップル、ブルーベリー、ピーナツ、レーズンなどに含まれています。

このような食品をうまく食事のメニューに取り入れことが大切です。ピーナツやレーズンは、お酒のおつまみにお父さんに出してみれば効果的です。

このような食品を規則的にとっていても、絶対に心筋梗塞にならないというわけではありません。血管を収縮させる喫煙や、心臓に負担がかかる肥満なども血管をふさぐ原因となります。狭くなった血管に急激に血液を送るような、激しい運動や入浴も発病のきっかけになります。喫煙は特にリスクになるので今日から禁煙しましょう。

心筋梗塞にはその前兆として胸の痛みがあります。心配な人は病院で心電図や血圧などを見てもらいましょう。特に自営業の人は人間ドッグなどを定期的に受けていない人が多いので検査を受けましょう。